Go to LONDON!! [*Japan*]
日 本 セルビア
2 - 3
(第1セット 25-15/第2セット 21-25/第3セット 25-19
第4セット 21-25/第5セット 9-15)
ロンドンオリンピック出場への切符をかけた最後の試合
前日のロシア戦と同じく、2セットを取ればオリンピック出場が決定します。
今回はキャプテンの荒木が大活躍でしたね
崖っぷちに立って、荒木が意地を見せた感じ。スパイクを決めた後のガッツポーズも
いつもにも増して力がこもっていた気がします。
第1セットの出来があまりにも良かったので、この勢いでもしかしたら
ストレート勝ちでいけるかも?と思ったけど・・・。
早過ぎる期待はしちゃダメだと、ロシア戦で学んだはずなのに~(苦笑)
セルビアも試合に勝たなければ、オリンピック出場のチャンスが絶たれる
だけに、そう簡単に勝たせてくれるわけがないよね
2セットを取った瞬間、江畑がホッとした表情になり、荒木の目が潤んでいる
ようにも見えましたが、まだそこは試合の途中、勝って試合を終えたときには
やったーーーーって大喜びだね!って思ってたんだけど、敗戦
もーーーーう、がっかりしましたよ。なんだよ、ふがいないなぁ、勝ってよ!って
思いました。オリンピック出場の喜びも尻つぼみになって、行き場のない
この気持ち・・・。テレビ観てても騒いでる私と違って、いつも黙って観ている夏奈。
イライラしたり、悲観したりする私に、「ママは監督にはなれないねぇ。」
そのとおり!だってすぐイライラしちゃうし、暴言吐くから(^o^;
今、勝ちきれなくて、オリンピック行ってどうすんだ?やる気あんのかー?と
プリプリなんだか後味の悪い最終予選でした。
眞鍋政義監督のコメント
五輪最終予選、選手、スタッフは非常に緊張の中で、プレッシャーの中で(迎えた)。
最後はこういう形で(ロンドン五輪への)チケットを獲得したけれど、選手たちは
非常によく頑張った。この苦しい気持ちを(生かして)、次はロンドンで頑張りたい。
今日は荒木(絵里香=東レ)が非常に良かった。
まずはもう一度、サーブ、サーブレシーブ、ディフェンス、この3つを特に強化したい。
五輪最終予選はこういう結果になったが、本大会ではベストを尽くす。
荒木絵里香選手のコメント
ロンドン五輪の切符が取れたのは良かったけれど、今日は負けてしまって残念だった。
個人的にも大会を通して迷惑をかけてしまったし、ロンドンへの課題が残る大会になった。
自分の調子が悪く、(五輪の)切符が取れない状況まで(チームを)追い込んでしまった。
このゲーム(セルビア戦)でやるしかないと思っていた。監督やテンさん(竹下佳江=JT)に
『もっと思い切り行け』と言われたので、すべてを出し切るつもりでいたし、セルビアの
レフトブロッカーはよくないので、どんどん点数を取る気持ちで臨んだ。
最終予選は簡単に勝てるものじゃないことは分かっていたけれど、思っていた以上に
苦しい状況だった。自分たちを信じて戦うことの大切さを、あらためて感じた。
この大会で(五輪の)切符が取れたので、あとはロンドンに向かうだけ。
ミドルブロッカーの得点能力が毎回の課題で、今大会もサイド頼りの展開が多かった。
もっと点数を取れるように。この試合は2点だけど、こっちは20点というように波がなく
コンスタントにいいプレーができるようにしたい。
竹下佳江選手のコメント
ここまでたくさんの応援をしてもらったので、3セット取って終わりたかった。
自分は誰よりも厳しさを知っているし、いい思いも悪い思いもしている。
若い選手に同じ思いをさせたくなかった。日本のバレーは相手に対策されているので
違う形で決められるように先手、先手の組み立てをしないと五輪での勝利はない。
木村沙織選手のコメント
結果はよくなかったけど、(五輪の)切符が取れたことが一番重要なことなので
本当によかったと思う。(試合前は)いつもと変わらずにリラックスはしていた。
いい感じで入れた。自分のプレーはよくなかったけど、切符が取れたことは良かった。
苦しい試合はたくさんあると思うけど、この大会はホームなので、たくさんの応援の
おかげで勝てたのが大きい。本大会はアウェーなので、そこでも結果が出せるように
みんなで頑張りたい。五輪をアテネから経験させてもらって、役割や立場も変わってきている。
この大会では自分は微妙だったので、切り変えてもっと強くなれるように頑張りたい。
江畑幸子選手のコメント
絶対に2セットを取らなければならないのは分かっていたので、何が何でも取りたかった。
(2セットを)取った後は五輪に向けて勝って終わりたかったけれど、勝つことができず残念。
課題を修正して本番ではベストを尽くしたい。持ち味のスパイクで貢献したかったが
貢献できず残念だった。今日の試合に関しては、あまり得意ではないサーブ、ディフェンスは
良かった。大会を通してバックアタックはいいところで使ってもらっているのに
決められなかったのが反省点。
一夜明けて・・・録画しておいた“情熱大陸(竹下佳江・木村沙織)”を
先程見ました。“ニッポンのニホン(2本)の柱”と紹介されていました。
チームの中で最年長の竹下は、私の個人的感想ではキャプテン荒木を
差し置いて、1番頼りになる司令塔と言う印象があるのですが、番組を見ていて
やっぱり自分にもチームメイトにも厳しい人なんだなって感じました。
「だって私アスリートですもん。コートで結果出さないとダメでしょ?」
なんだか昨夜負けてプリプリしていた自分が恥ずかしくなっちゃいました
やる気ないわけないじゃんね。みんなすごく真摯にバレーと向き合ってる。
応援してるとつい熱くなっちゃって、好き勝手暴言吐いてた私は
“情熱大陸”を見て、かなりクールダウンしました。
ところで、竹下選手のニックネームの“テン”の由来。
竹下本人が絶対明かさないので、真相は不明のようですが
どうも高校時代に先輩が「天下一品」から“テン”と付けたと言うのが
有力説なようですよ。
スポーツ観てると夢中になり過ぎて、すごく疲れる(*_*)
自分が動いてるわけでもないのにね。これでカロリー消費してたら
申し分ないんだけどな
五輪最終予選の女子大会が終わって、6/1fri~は男子大会が始まります。
女子バレー>男子バレーな私なので、たぶん・・・抑え気味に観られると
思います。男子は8チーム中2チームしか行けないんですよね
女子よりもかなり厳しい闘いになるんじゃないかな?
頑張って欲しいですね
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