BEFORE GREEN GABLES [*Elce*]
先日、本屋さんに行ったときにこんな文庫本を見つけました↓
えっ・・・私、“赤毛のアン”シリーズは全部持ってるのに、なんで?
と思い、手にとって見ると・・・著者がバッジ・ウィルソンとある。
今年は“赤毛のアン生誕100周年”という事で、その記念に出版された
本でした。原題は“BEFORE GREEN GABLES”
読んで字のごとく、アンがグリーンゲイブルスに引き取られる前までの
お話です。続編とは言わないし、こういうのなんて言うのかな???
モンゴメリの手によるものではないので、どんな感じかな~・・・
違和感があったらイヤだな~・・・としばし考えましたが、2冊とも購入。
今、上巻の半分くらいを読み終えたところです。
個人的な感想ですが、心配した違和感はありませんでした。
“赤毛のアン”の中で、アンがマリラとマシュウに話した生い立ちに
とても忠実にストーリーが作られていて、読みながら
『あぁ、アンもそんなこと言ってたっけ。』など、アン好きなら知っている
エピソードがところどころに散りばめられています。
今のところ、とても楽しく読んでいます。
ストーリーは、アンが生まれて間もなくみなしごになってしまったときの
話なので、楽しいどころじゃないんだけどね・・・
私が昔から好きな本の中に、“オズの魔法使い”シリーズがあります。
前に書いたことあったかなぁ~・・・???
“オズの魔法使い”の作者はライマン・フランク・ボームと言う人ですが
このボームの手によるシリーズが14冊あります。
ボームの死後、息子を含む複数の作家により26冊の続編が出版され
オズシリーズは40冊になりましたが、日本で翻訳されているのは
ボームの14冊のみです。
ずっと前に、オズシリーズとはボーム著の本のみで、その後の26冊は
オリジナルとは認められていない・・・となにかで読んだことがあるんだけど
“International Wizard of Oz Club”(ファンクラブ)でも紹介されて
いるから、オズシリーズとして認められているのかもしれませんね。
翻訳されていないので、英語で読む気にはまったくなれないんだけど
その26冊、気になります。違和感はなかったんでしょうか~?
アンやオズに限らず、作者が変わるとなにかが違うんじゃないか?
ファンにとってはそこが重要だと思うのですが。
話があちこち飛ぶけれど、やはりシリーズ物の本で、未だ完結しておらず
続編を心待ちにしている本があります。
シリーズの最初の本が出版されて、少なくとも15年以上は経ちますが
その間に著者は年を取り、病気にもなったりして、あんまり具合も芳しく
ないようなので、ちょっと心配(*_*)
人生の大半を捧げるライフワークとも言えるんじゃないかな。
好きな本に出会えたとき、なんとも言えず嬉しくなります
本に限らずだけど。これからも好きな本・物・音楽・人etc・・・に
出会えたらいいなと思います
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