キリンチャレンジカップ2012

@エコパスタジアム

 日   本  アゼルバイジャン

          ２      －      ０

≪スターティングメンバー≫

GK
1 川島永嗣（リールス）
DF
2 伊野波雅彦（ヴィッセル神戸）→20 槙野智章（浦和レッズ）
5 長友佑都（インテルミラノ）
6 内田篤人（シャルケ）→24 酒井宏樹（柏レイソル）
16 栗原勇蔵（横浜F・マリノス）
MF
4 本田圭佑（CSKAモスクワ）→14 中村憲剛（川崎フロンターレ）
9 岡崎慎司（シュツットガルト）
10 香川真司（ドルトムント）→FW 11 宮市亮（ボルトン）
13 細貝萌（アウクスブルク）
17 長谷部誠（ウォルフスブルク）→8 高橋秀人（FC東京）
FW
22 森本貴幸（ノバラ）→18 前田遼一（ジュビロ磐田）

≪得点≫

43分 香川真司
58分 岡崎慎司

リアルタイムでは女子バレーを観ていたので、こちらは録画して観ました。
続けて4時間ほどのスポーツ観戦on TVは結構キツかったです(*_*)
バレーは残念だったけど、サッカーは勝ったので、機嫌が治りました（笑）

試合に出たメンバー↑見ると、17人中10人が海外組ですね。
海外で活躍している日本人選手って、すごく多くなりましたね。
浦和レッズからは、槙野智章と原口元気が選出されましたが、今回残念ながら
元気は出番がありませんでした

前半、なかなかゴールを奪えず、解説のセルジオ越後さんが
「ホームで30分も点が入らないと、焦れてくる。」と言っていましたが
私もちょうどそんな心境になりかけたとき、香川が鮮やかな凱旋ゴールを
決めてくれましたね代表10得点目のゴール。スゴイなぁ～、うまいなぁ～。
（その少し前の本田のFKは惜しかったです）

今回、ザッケローニ監督は召集メンバーのコンディションをチェックすると
言っていましたが、6回ものメンバーチェンジで、いろいろな選手のプレーが
見れて、なかなか楽しかったです。

今回、代表戦初出場の19歳の宮市クン。
香川との交代で初ピッチを踏みましたが、終始緊張していましたね。
無理もないことと思いますが、積極的な元気なプレーが観たいです。
今後が楽しみ試合後のインタビューでは表情も緩んで、はにかんだような
笑顔があどけない感じがしました。頑張れ～

≪ザッケローニ監督のコメント≫

この試合において、選手から期待通りのリアクションが返ってきた。
右からも左からも、ときには中央突破からもチャンスが作れた。
試合から遠ざかった海外組の動きもよかったし、Aマッチデビューした
3人（宮市、高橋、酒井）もよかったと思う。
選手の中には試合のリズムが必要だったかなという選手もいた。
チャンスを多く作ったけれど、今度はそれを得点に結びつくようにしたい。
Jリーグの日程上の問題でフルメンバーがそろうのは、31日からで
時間として短い感はある。メンタル的に試合前から雰囲気がすごくよくて
私の中では満足している。最終予選前に、メンタルの部分ではいい状態に
なったと思う。これからフィジカルに集中して準備していきたい。

≪長谷部誠選手のコメント≫

久しぶりにボランチをやって、いい感触をつかめたところもあれば
小さいパスミスとかも何回かあったし、ポジティブな部分とネガティブな部分が
両方出たかなと思います。チームとしては立ち上がりは良くて、途中から間延びして
前半の最後からまた良くなってきたという感じでした。
いい時はやっぱり選手間の距離が短くて、僕や（本田）圭佑のところで
しっかりタメができて、そこから攻撃ができたが、それを90分続けてやらないと
意味がないし、最後のシュートの部分はもうちょっと上げていかないといけないと思います。
（先制点につながるプレーがあったが）あれは速攻と言えば速攻だし
ただ圭佑と自分が絡んで、そこで（香川）真司が飛び出せた。他の選手も出ていたので
ああいう形が出ればいいですけど、最終予選は引いて来る相手が多いので
なかなかああいう形は出にくいと思う。あのゴールよりは相手が引いた中でもう少し
崩して点が取れればとは思います。
（前半での交替だったが）自分は全然やるつもりでしたけど、監督からは最初から45分で
替えるつもりだったからと言われていた。勝てたということと、ポジティブな部分も多かったので
いいところだけではないが、いいところがたくさん見えたという意味では前向きに考えたいと思います。

≪細貝萌選手のコメント≫

もっとボールを受けて、前に供給していかないといけないですし、もっとボールを触って
さばかないといけない。そこは自分の課題なので、意識してやらないといけないと思います。
（センターバックからも）フリーでボールを受けなければいけないですけど、それができなかったので。
（最終予選に向けてのコンディションは？）ここまで海外で試合をやってきていて
一度休んでそこからの準備だったので、コンディションは良くなかったかなと思いますけど
それはほかの選手も一緒なので、もっともっとブンデスでやっているようなプレーをしないと
いけないと思いました。球際ももっと激しく行けないといけないですし、ボールを触るところでも
そうですけど。今日、長い時間プレーできたことで、次の向けてコンディションを上げることは
できたのかなと思います。
（長谷部誠との役割分担は？）ある程度それはしていて、長谷部さんが引いた時は
自分が前に出てと。そこでボールを触れた時には、（香川）真司にいい形でボールを持たせて
左からの攻撃ができたので、もっと自分がボールを触っていければと思いました。

≪香川真司選手のコメント≫

（ゴールシーンについては）相手ＤＦが食いついてきたので、かわせればフリーになれると思った。
（コースは）見えていたし、あそこに蹴ろうと思っていたので、うまくいって良かったです。
（コンディションはまだベストではないか？）気候も試合勘もまだですね。
練習も2、3日しかやっていないので、これからもっと上げていきたいですし
物足りない試合ではありますけど、そのなかでしっかり修正して、次の試合までに
やれることをやっていきたいですね。
（3次予選でいなかった本田との連係は？）あそこに入ると強いし、2、3人引き付けて
パスを出してくれるし、見てくれるのでパス交換しながら崩しに掛かるシーンがもっとあっても
いいと思う。プラスして3人目、4人目が絡んでくれば、さらに良いサッカーができるんじゃないか
と思う。次の試合はそこが課題になってくると思います。
（久しぶりに左サイドでの起用だったが）自分自身、動きながらプレーするタイプですから。
ただ、監督からサイドに張ってプレーしろって前半から言われていた。
得点シーンもそれから生まれた得点ではあるので、うまく使い分けながら。
サイドに張り付く時間帯だったり、効果的に、試合の流れを見ながらやれれば。
スペースがあれば張っていてもいいと思うんですけど、実際次の試合もスペースを消されると
思うから、そうなった時に、使い分けを自分の中で判断してやっていく必要があるかなって思います。

≪宮市亮選手のコメント≫

（後半途中からの出場だったが）ポジティブな面から言うと、まず代表デビュー
できたってことが一番だと思う。一度シュートチャンスがあったのと、最初に入った時に
こけてしまったのが悔いが残りますが、そういういい場面でもっとしっかりアピール
できれば良かったかなと思いました。
（ドリブルでしかけることは意識してたか）アピールしたかったところですし
自分の持ち味はそういうところなんで、ガンガン行こうと思ってましたけど
ただ正直なところすごく緊張していて、足が。最初にいい形でボールが来た時に
もう緊張していてこけちゃったので、やばいって思っていた。
でも立ち直って（中村）憲剛さんや本田（圭佑）さんにガンガン行けよって言われてた。
そういう言葉が自分をラクにしてくれた1つの要因だったと思います。
（A代表の重みを感じたか？）もちろん五輪も大事な大会だと思ってます。
ただ、A代表ってものが一番上にくるところなんで、僕はいつもそこを目指してますし
昔からの夢だったA代表のユニホームを着てピッチに立てたってことは良かったかなと
思います。まだ1キャップなんで、しっかりどんどん積み重ねていけるように
頑張りたいです。監督からは今日初めて出た酒井（宏樹）選手と僕と（高橋）秀人君
3人に初代表おめでとうと言われました。

2014 FIFAワールドカップブラジル　アジア最終予選代表メンバー